たまりば

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サーカス物語終演

大変な舞台が終わりました。
ありがとうございました。

次ちゃんと美智子さんの照明に、ともちゃんの装置、佳美さんの根性の衣裳。
最初は二曲だと嘘ぶいて、結局ほとんどの曲を形にした翔大の振付。
カロファインとリヴェラの舞踏。
そして俳優たちの熱量。
小屋入りしてから驚くことがたくさんあり、私は本当に恵まれた環境の中で「サーカス物語」を作ることができたのだと実感しています。

世の中は色々と自由だと思う。
それが誰かにとって脅威でも勝手に自由であることが許されているらしい。
自由は、深かったり浅かったり大きかったり小さかったり自己的だったり他己的だったりで本当に筋がない。
サーカス物語には、そんな残酷な「自由」と、実体のない「愛」が等価に存在していた。
愛を語る人は美しいけれど、愛を行える人に私達はなれるだろうか…という問いかけと共に。
今作の動機は、エンデが作品に照らした人間の地力を信じたいという思いに尽きる(パンフレットより)

ラストが好きでした。

初主演、エリ役のしまゆき。語りつくせない。

健気な美しさを見せてくれました。

ともちゃんの力作、ワゴンをバックに。

お芝居空間イスモナティより、アングラマイン役、伊藤俊介氏と蜘蛛脚役の菅野俊一氏。終演後大人気(笑)

アングラマインを彩るイスモナティ陣。うかれ女、結婚志願者のアンサンブル枠を見事に務めてくださいました。

同じくイスモナティより。オトカール役のさっちゃん。

第四場の主役①こかわひとみ氏。若い女子とは思えぬ爆発力。

同じく四場の主役②我らが市原稔。本当に結婚大臣という役が好きだったんだと思う、この人は。

今作から入団した、道化役の當瀬いつみ。

この度の看板、カロファイン役の佳美姉さん。全てに拘る逞しさと強さ。ダンス圧巻。

カロファインとリヴェラの舞い。

魂の歌声で魅せたリヴェラ役、鳥山鳥子。

ユスフ役、竹野ゆうた。脚色の際、言わせたい台詞を幾つか入れ込んだ役の一人。竹野のこういう顔がそろそろ見たくて(笑)です。

ピポ役、西田さん。久しぶりの登場でしたが楽しんだ模様。銃の使い方も教えてもらいました。

この一輪車を肌身離さず練習に励んだローラ役のちさ姉と、不等辺さんかく劇団さんより、怪力男アロン役のえいきちさん。ちさ姉の血のにじむ努力と、ちさ姉の手がくいこむえいきちさん。サーカス一座でのお二人との会話が何気に一番リラックスして楽しめました。

人形使い、ブッフ役の志田さん。「俺は皆さんに介護されながら芝居に出ている」と打ち上げで言っていたけど、そんなこと言っていても笑われる志田さんは本当に凄い人だと思う。

ヴィルマ役、朝比奈。私は元々この役ではありませんでした。それでもこの役に巡り合ったことは一つの運命として演じさせてもらった様に思います。拳銃を回すのは楽しかったのですが、初日にライフルを落としたのは今、一番忘れてしまいたい現実です。


という訳で、サーカス物語終演です。
今年も来年もありがたいことにたくさんの企画が待っております。
2017年10月はイスモナティさんと命のプロジェクト。
来年は2月の「BUNNA~魂の叫び」の小学校公演を皮切りにそれぞれが客演の旅へ。
onpuckの本公演は11月を予定しています。

感謝を胸に頑張ります。












  


  • 2017年10月14日 Posted by IKUMI at 19:47日常voice稽古