たまりば

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父と暮らせば

ヒロシマ、ナガサキの話をすると、「いつまでも被害者意識にとらわれていてはいけない。あのころの日本人はアジアにたいしては加害者でもあったのだから」と云う人たちがふえてきた。たしかに後半の意見は当たっている。アジア全域で日本人は加害者だった。
しかし、前半の意見にたいしては、あくまで「否!」と言いつづける。あの二個の原子爆弾は、日本人の上に落とされたばかりでなく、人間の存在全体に落とされたものだと考えるからである。あのときの被爆者たちは、核の存在から逃れることのできない二十世紀後半の世界中の人間を代表して、地獄の火で焼かれたのだ。だから被害者意識からではなく、世界五十四億の人間の一人として、あの地獄を知っていながら、「知らないふり」することは、なににもまして罪深いことだと考えるから書くのである。おそらく私の一生は、ヒロシマとナガサキとを書きおえたときに終わるだろう。この作品はそのシリーズの第一作である。どうか御覧になってください。
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来月、本番を迎える「父と暮らせば」で書かれている前口上です。
私自身、井上ひさしさんの作品に取り組むのは21年ぶりで、あの頃は「マンザナわが町」という作品で、強制収容所内を生きる日系アメリカ人歌手の役を演じていました。
その後「谷間の女たち」「二十四の瞳」「泰山木の木下で」と戦争ものの舞台への出演が続き、若き頃の自分がのたうちまわりながら苦労した役作りの期間を、今になって思い出している訳ですが…
人一人を演じる責任の重さ、メッセンジャーとしての認識の甘さを嫌という程思い知らされたあの頃、ただただ必死だったあの頃に、恐らく、この前口上を私は読んでいて、この文章は、今日までの舞台人としての自分が殊更に追いかける遺志となっている。

よく言う「演劇は人間成長の場ではない。観に来て下さるお客様のものだ」という当たり前の考え方も、実はこの根本精神から成り立っていて、この考え方を頑固にさせているのも、この前口上です。
何かを伝えたいと思った時、私達は人々の時間をいただいて語ったり、歌ったり、踊ったりをしている事を忘れてはいけない。
頑張るだけでは駄目。気持ちいいだけでは駄目。確実に現場にいる人の心を豊かにするという約束の上で上演しなければ、宣伝などしてはいけないのです。

馬鹿にされました。
嫉妬もされました。
もう、わけわからん攻撃にも合いました。
未熟な私は、その都度で怒りながら生きてきました。

それでも今日という日、年齢ばかり大人になり、闘う事を放置していた今時期。
この様な気持ちを呼び起こす作品にみたび出会えた事に感謝しています。
そして、手前味噌になりますが、自分の構築力を信じ全力を注ぎたい。

「父と暮らせば」は12月にもお話がある様で、続けられるものならばいっそ死ぬまで演じ続けたい役なのですが、そちらは、onepuckの俳優、當瀬いつみに受け渡そうと思っています。彼女なら、私とは別の感性で、がむしゃらに美津江役にくらいついて行くと思いますし、次世代へのバトンタッチも、また、私の役目だと考えるからです。

ありがたい事に、11月「父と暮らせば」2月「学校公演・虫侍」5月「虫侍・再演」/「青踏の女たち」と4本の舞台が決まっています。
全て素晴らしい作品で、全ての役柄が今回はバラバラ(笑)
命を吹き込むべく。
丁寧に。
まずは父と暮らせば!!

「父と暮らせば」井上ひさし・新潮文庫

「父と暮らせば」映画・作品情報→https://eiga.com/movie/41040/

「青踏の女たち」で演じる田村俊子。Wikipedia→https://ja.wikipedia.org/wiki/田村俊子

2004年「泰山木の木の下で」髪を垂らした女役(頬にケロイドを持つ娼婦)

2006年「二十四の瞳」大石久子役(第二次世界大戦に突入した昭和初期。戦前、戦後を生きた女教師)  


  • 2019年10月27日 Posted by i at 12:20voice稽古告知

    誕生日までと、これからのこと(写真が多い。どれだけブログを放置していたのか)


    実は明日、本番です。
    あ、もう今日だ(笑)
    親子愛を描いた三本立て。
    私は「ちっちゃなかみさん」と「糸車」に出演するのですが、実は密かに一発目の「夕靄の中」が、とても好きだったりします。凄いなぁ…山本周五郎…。いつかの稽古で、演出の森先生が「山本周五郎は職人だ」と仰っていました。本当にそう思います。
    そういえば、本番前に何かこうリセットがしたくて、家の大掃除をしていた所、昨年、同じく森演出「星のサーカス」の稽古期間中、別役実さんと著作権の関係でやりとりをした時の葉書がこのタイミングで出てきました。そこに何ともゆるやかな「ヨロシク!」の文字を発見し…ほっこりした次第です。別役さんなんて、生きてるうちに直にお話する事は無いと思っていましたから、こちとらはそりゃあ硬い文章をお送りしたのだと思うのですが(笑)本物の偉人は、決して偉ぶらずに小さき者と手を繋いてくれるんだなぁ…明日は別役さんと友人にでもなった気で、その葉書をお守りに持って頑張って来ようかと思います。

    さて。
    そして私は10日が誕生日でしたの。
    なかなかな熟女です、もう。
    なかなかな熟女です、そら。
    分かってます。
    分かってるから二回書きました。
    ここから下の文章は、なんだかかんだか、ブログを放置していたアレとかもあるんですが、なんとなく今日にあたって、みたいな感情が無きにしも非ずで長いです。

    「どれが欲しいの?買ってあげるよ」
    Louis Vuitton の店内でふいに息子が言うので笑ってしまった。
    私は、自らブランド物を買わないのだが、今年の誕生日は、ビップな方から、それはそれは高価な鞄を頂いてたので、これを機にボロボロになった財布を同じブランドで揃えようかと考え来店したのだ。が、やはりその数々の突拍子もない値段におののいている時に、放たれた御言葉。

    「どれが欲しいの?買ってあげるよ」

    いきって家出をしたとして、ほんの数日生きていけるかもしれない程度の貯金額で、どや顔で「買ってあげるよ」を言える息子が面白くて好きだ。生まれて11年目を迎えた彼は、赤ん坊のころから大きな声で泣く事がなく、わざと親を困らせる事が殆どなかった。田舎育ちの牧歌的な旦那に顔も性格もよく似ており、世間に過度な期待をせず、今日という日をただただ健やかに過ごす事を生きがいとしている。それでも、彼自身の社会の中、信じ、疑い、悔しい思いを少なからず味わっている事を私は知っている訳で……初めて打ち明けるが、私は、こんな風にそんなこんなをとっぱらって、ふいに人を豊かにさせるアホなキャラクターが、唯一息子と私が似ている所なのではないか、なんてたまに思ったりするのだ。と、同時に、そんな生き方をしていると苦労するぞ…なんて将来を案じたりも、する。

    劇団の方は、看板の市原稔が晴れて結婚し、この一年はそれぞれ客演等の活動はするものの、onepuck自体の公演は一年間休止する運びとなった。人を立て、人に学び、決して人を裏切らない姿勢で組織を支え続けた市原の、実直な正しさに惹かれて集まっている人間達がいる。その人間性を内包した演技で観客は彼を覚え、彼に会いに来た。彼が休みの間はonepuckは面白くないのです。だから皆さんは、市原にたくさんの「おめでとう」を送ってやってください。謙虚なんだか根暗なんだか、よう分かりませんが、恐らく彼からは絶対に結婚をアピールしませんので。そうでないと、身近な私達が楽屋で奥様の自慢を延々と聞く羽目になりますので。いっちょ、ホントに、宜しくお願いします。

    これは志田さん。なんか本当は凄いんです、この人。ええ。あの志田さんです。

    それぞれがそれぞれの道で活動をし、私も間もなく学校公演と来年の構想を練る時期がやってくる。
    なんだんだ「ジプシー」から七ヵ月だ。旗揚げからずっと、書いては稽古の日々を繰り返していたのだから、それに比べたらとてものんびり過ごした。だって、先程の市原話を書くまで私はonepuckのスペルを忘れていたし(笑)
    これまでには考えられない様な自由時間を手にした私は、毎日ご飯を作るのが楽しく、子供達へのハグがしつこく、掃除に精を出し過ぎてうるさく、バイトの後の酒が美味しかった。
    「芝居をもっとやらないんですか?」と言われ「今はやらなくていいんです」と答え「求めなくなりましたね」と言われ「疲れたから」等とうそぶくのを止めにして、これからは正直に「自分勝手な義務を捨てたんです」と言おうと思う。恥ずかしくても言おうと思う。出来なくなる時はいつか来る。やりたくなるきっかけはそこらにある。現実を知り、実体を知り、心が求めるちゃかちゃかしたものを整理して整理して次を考えたい。
    明日の本番を完了したら、そんな物語を選びます。
    次もブログはいつ書くか分かりません。
    が、次こそ長くならぬ様…気をつけます。
    —―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 
    以下、写真。どんだけ溜まってんねん!GWとか、誕生日とか。
    インスタやTwitterをすすめられましたが、それはそれで縛られそうですし無理だぁ…あ、でもブログとfacebookは連携させようかなぁ…そうしよう。きっとしよう。當瀬にやり方を聞かねば。

    息子氏念願のマッスルモンスター。体重を増やして次はバンジージャンプをしたいらしい。絶対に付き合えない。

    息子と考案したハンバーグ。

    思いがけず美味しかったサンドウィッチ。

    潮干狩り。

    アサリ達。砂抜きで絶叫。

    海老蔵さんもおらっしゃった。

    誕生日にプレゼントしていただいた「アラジン」ジーニーが素晴らし過ぎて、観劇後やや飲み過ぎる。

    四季劇場の隣で、ようやく食べられたディンタイホンの小籠包。その後誕生日を理由に二回行きました。

    バイト先のお隣にあるカフェ・クリスピーさんに、茶わん蒸しをお裾分けしたら、美味しいものが返って来ました。

    レトロカフェの太地さんからもらった大きなハイボール。

    7日は、文字通りななやで誕生日が一日違いのあいちゃんと一緒にお祝いしていただきました。ななさん、ありがとう!

    晴さんが描いてくれてます。晴さんって、今、私が知ってる人の中で一番優しい人かも。

    逆光の中のプレゼント。全部大切にします。ももちゃんが作ってくれたバッグは楽屋のお供。

    黒ちゃんからは、今年も北海道の美味しい出汁が届きました。

    サムより。食べる!

    子供らバクバク食べる!!

    あ、このスコッチ美味しかったです。

    バイト先でお土産。お酒が弱くなったので、もらえるとラッキー♪

    南高梅の昆布巻きは、大切な方へのお返しに。これ凄く美味しいです。  


  • 2019年06月28日 Posted by i at 00:49voice稽古告知

    早寝早起き


    昨年の学校公演の児童達からのアンケートを読みました。長めの感想が多く、途中泣いたりして完読に時間がかかりましたが、中学年のクラスに白紙のアンケートが一枚あり、気になった所、裏面に「僕は生きてるんだと思いました」という小さな文字を発見。ようやく書かれたであろうその言葉を書いた彼は、次はどんな感想をくれるだろう。来月も同じ小学校に行きます。演目は違うけれど、頑張ろうと思います。

    ☆最近見ている動画たち。
    自分の中で何かこう熱いものに憧れております。
    「我武者羅応援團」
    https://youtu.be/gCRSheu51s8

    「America’s Got Talent」
    https://youtu.be/AGVtCzr_i5U

    「バニーの子」
    https://youtu.be/rk_qLtk0m2c

    あ、タイトルは、ここ最近の決意です(笑)
      


  • 2019年01月18日 Posted by i at 11:37voice稽古

    ジプシー終演

    恐らく打てば打ったで必ず黒字が出ていたPASSKEY時代を除けば、onepuckの集客が歴代で一番多い舞台でした。
    鳥山氏の集客力には、皆が感謝せねばならないし、私も本気で売りました。
    だからこそ、我々に惚れてくれている観客の皆様に背かない姿勢を今後も追及して行かねばならないと改めて考えていますし、こんな事を言える様になるまで本当に色々な事があり、芝居に興味が無い人にも、我々に興味が無い人にも、もっと言えば何らかの偏見を持っている人にも、一先ずこちらを向いてもらう為に何が出来るか、を常に考えて生きてきた故、今日のブログは物凄く感情が溢れる気がしており。なので、もう、このブログの文章は恐らくラストまで滅茶苦茶になります。失敗になります。長い文章嫌いなのに、えらい長くなります。つまりは、お前何浮かれてんだ的うっとうしい感覚を与えるやも解りませぬが、真意ではありません。そうじゃないんです。

    満席の拍手は響きます。
    シガラミとか、悩みとか、それこそ日常の重い部分を一旦宇宙の方へ「ドンッ」と捨ててくれる温かさがあります。そんで、人を化け物にさせる強さがあります。
    私たち役者にとっては、そんなお客様こそがジプシーの様なユートピアなのかと。
    初舞台から30年が過ぎ、演出を始めてからは10年が過ぎました。私がいつまでも、この芝居の世界に憧れている様に、ジプシーも又、いつぞやか自分の手で描いてみたい作品だったので、その機会が訪れた今日と、関わってくれた関係者、そして、ご来場いただいた皆様に心から感謝しています。

    開演前の円陣。

    ぎりぎりまで我儘を言った装置。次田氏の照明がたくさんのミラクルを起こしてくれました。

    オープニングの一礼の振りで拍手が起きた時に鳥肌が立ちました。翔大の振付のマジック。私、多分あれ一生忘れません。文句がある方、目の前まで来て目ぇ合わせて饒舌に喋り倒して論破してごらんなさいってぐらい(←長い)オープニングは脚色の際に入れるか入れないか本当に迷ったんです。迷ったんですが結果良かった。ああ…この話も又、ごっつ長くなるんで端折りますけど。

    稽古場のアイドル。初舞台のモモちゃん。あなたの健気は大人の方が見習わなきゃいけないね。心の強い娘さんでした。

    絶対に噛まない主役のお二人。どんだけの台詞量だったのだろう…アスリートでした、最早。

    アスリート。

    ジプシー登場。朝比奈のおでこはこの貝の痕が…

    拘りの衣裳に佳美さん手作りのマントが映える。

    怪演、トクさん。またご一緒したい。謙虚で熱心である事の尊さを背中で教えてくださいました。

    三種類の太鼓を叩いたウシオ役、伊佐山氏。民族衣装が誰よりも似合っていた。

    ジプシーを読んだ時に思い描いた絵がこれでした。麻子さんが占いしてて、當瀬が寝てて、みたいな。當瀬とももちゃんは稽古場でも本当の兄妹みたいでした。二人ともありがとう。

    初登場、タケマツ役のタカギケイタさんは、人としても俳優としても素敵な方でした。

    夫婦役をやれた事が幸せ。

    卓袱台はともちゃんの力作です。人が乗っても全然平気。で、軽い。

    愛しき工事人たちはおなじみのメンバーでした。みんな作業着似合い過ぎ(笑)

    似合い過ぎ。

    スコップやツルハシを一人で作ってくれた無音さん。全く危なくなく軽い得物がたくさんありました。あれ、最終的に何本あったのだろう…

    飛ぶカンさん。男性からも女性からも大人気。

    稽古中は「カンさん、アユ、メイ」と呼んでいた長丁場の場面。

    共演は多いのに、お互いにこの手の相手役は初めてで照れてしまった場面。ジェイとちさ姉が付けてくれました。
    実はカンさんは、もう一人の主役で、登場からラストまで出ずっぱり。キャストの殆どと会話しているのがこの人なのです。

    タマキ役のさっちゃんが素敵。ハツラツキャラに嫌味が無くて。人柄なんだろうなぁ。

    あ、カオルです。

    志田さんです。

    オープニングもエンディングも出ないくせに5分間で笑いを全部持って行ったズルい人です。終演後、志田さんとは「人の笑い声っていいね。人の笑いっていい」と話しました。私の知人は「本気で狂えば彼はシェイクスピアも怖くないだろう」と絶賛していました。

    楽屋で佳美さんに胸を作ってもらっていたのがシュールでおかしかった。

    怪演②現場監督の市原。

    舞台監督助手として、おそらく小屋入り後は誰よりも本物の現場監督だったかと。

    「青空の子守唄」タネ役、鳥山鳥子。

    トクとタネと人々。

    鳥山氏の歌に「待ってました」が聞こえそうでした。

    もっと、曲を作ろう。彼女が歌う限り。

    あ、これは好きな1枚。

    これも(笑)

    旅立ち。こけそうになりましたがごまかしました。

    ラスト。

    カーテンコール。

    踊るのです。ここの振付は佳美さん。オーバーオールの當瀬が横眼で見えて毎回泣きそうに…。

    ジャンプ!!


    ~パンフレットより抜粋~

    豊かな人は物に興味を持たない。だけれど主役の夫婦の様に、忘れかけていた自分の地力と再会し、是認した上で明日を考える。そんな作業を繰り返して生きたいと今は強く思う。
    この作品に触れていただいた全ての皆様に感謝します。芝居を観ていただける事は私達の幸せでございます。ありがとうございます。
    朝比奈生美

    という訳で、ジプシーが終わりました。
    そして、只今2月の学校公演の脚色がまだ出来ておりません。明日、顔合わせなのに、です。
    今夜は、アサに似た東氏から差し入れでいただいた強めの酒を飲んで寝る事を決めているのですが。
    早朝には仕上げにかからねば。ひえぇぇ…。

    お酒と、お花と、アケシさん作のパンフ。

    長くなりました。おやすみなさい。


    ななやの姉と。

    CDをくれたジェンマさんと。

    ライトアップされて綺麗だった高幡不動。



































      


  • 2018年12月07日 Posted by i at 03:33voice稽古告知

    ジプシー週間

    日曜日が最終稽古でした。運営部と小屋入り前の打合せを終え、その足で機材を引き取りに行き、帰宅すると、空手の試合でヘタリ切った息子が爆睡しており、その顔を撫でた訳です。私もとっても忙しかったけど、彼も彼でその日は色々な事が心の中で起きたのだろうと。眠る前に帰宅出来なかった事を悔やみながら一緒に寝ました。

    そんな彼も先月末に10歳となり、私は母としても10年目を迎えた様です。

    ケーキを食べ、生々しい金額の自転車を手に入れた彼の将来の夢は「中村アンと結婚する」事だそう。こんな面白い事を言う彼が、やっぱり私にとってのオンリーな人で、今日までの10年と、これからの全てに感謝した次第です。

    そして、火曜日は小屋入り。
    月曜から荷積みが始まっていたのですが、私は仕事先に少しだけ出ました。
    ここで出会ったリサイクル業者の社長さんが、終演後の廃材を引き取ってくれる事が決まり、団員一同、両手を挙げて喜んだのですよ。だって、荷下ろしいらないし、レンタカーいらないし、お金かからないし!!
    出会いって、大切だなぁ…と。今の仕事先のお客様は皆さん素敵な方ばかりで、今回の公演を応援して下さっているので、私も出られる時間は仕事に出ようと思い、ぎりぎりまでお店にいた訳ですが、そんな中でも寝ずに業務をこなす劇団運営部と、キャスト&スタッフにも心から感謝しております。おかげで小屋入り初日は時間が余る程スムーズに終わりました。

    お昼に買い出しで、ちさ姉とウロウロいたのですが、高幡不動って良い町だなぁ…と思いました。新選組もそうですが、参道には美味しそうなお店がいっぱいで、じっくり歩きたくなりました。

    今日もこれから会場へ向かいます。この梅干しはお客様へのお土産(笑)うんめ~の♪

    明日、場当たりで、いよいよ本番。既に400名近い予約が入っています。

    ↑フライヤーの原画はチョークアート。miho oguriさんのものです。あとメイ役の當瀬が映った(笑)
    千秋楽はまだ空きがちらほらございますので、ご予約まだのお客様は是非この機会にジプシー達に会いに来てください。
    お会いできる事で、我々の怒涛の日々が報われます。宜しくお願い致します。

    啓。

    無音さんの力作。危なくないよ~!






      


  • 2018年11月21日 Posted by i at 12:27voice稽古告知

    ジプシー 千の輪の切り株の上の物語


    そしていよいよ来月は本番です。会場は日野市!!
    今回は孫のいる役になりました。
    それでも歌って踊ります。

    横内さんの作品を演出するのは初めてですが、少なくとも、この「ジプシー」は、子役の頃からご縁のあるお話でございました。
    onepuck番も、とても良い作品になっておりますので、是非とも応援の程、宜しくお願い致します。
    **********************************************
    「ジプシー 千の輪の切り株の上の物語」
    上演回数200回を超える劇団扉座・横内謙介氏の作品をonepuckの演出で彩ります。
    チケット予約は
    onepuckホームページ http://1puck.com/
    朝比奈生美専用予約ページ

    http://ticket.corich.jp/apply/93179/002/
    に、ご予約いただくか、直接、私までご連絡いただけたら手配の方をさせていただきます。
    **********************************************
    onepuck本公演
    「ジプシー 千の輪の切り株の上の物語」
    ■STORY
    ――物に縛られて動けなくなるか、何も持たずに自由でいるか――
    ある都会の真夜中。一組の若夫婦が工事中のマンションの現場に忍び込む。
    完成を待ち切れず、自分たちが買った新しい家を見にきたのだ。
    然しそこには、すでにジプシーの大家族が住み着いていて………生と死、家族と個人、出会いと旅立ち。
    綿々と受け継がれた生命の繰り返しが、その一室で行われようとしていた。

    ■出演…伊藤俊介、滝田千聰、市原稔、朝比奈生美、關文比古、えいきち、堰口無音、菅野俊一、川島敦子、志田淳、櫻井健助、鳥山鳥子、タカギケイタ、伊佐山孝志、結川さつき、當瀬いつみ、大熊苺々日

    ■STAFF(抜粋)
    作=横内謙介(扉座)
    構成、作曲、演出=朝比奈生美
    演出助手=瀧田千聡、川島敦子
    舞台監督=次田満夫
    舞台監督助手=市原稔、當瀬いつみ
    美術=齋藤誠(劇団古田工務店)
    照明=次田満夫、次田美智子
    音響=Masa(M&S onken)
    振付=翔大(TEAM SANT)、堰口無音
    殺陣=堰口無音
    演奏=伊佐山孝志、鳥山鳥子
    衣裳=古原佳美
    道具=川島与実
    撮影=岩間祥泰、高見明士
    制作=富田美香子
    フライヤー絵=Miho Oguri(Miho's Chalk Booth)
    宣伝美術=高見明士
    楽曲提供=達磨洞、ちいさこべ音楽工房、カルロス真吾

    ■TIME TABLE
    2018年11月23日(金)18時~
       11月24日(土)14時~

    ■TICKET
    一般 2,800円、高校生以下 2,300円
    ※全席自由。
    会場は開演の30分前になります。

    ■ACCESS
    日野市七生公会堂
    東京都日野市三沢3-50-1
    (042-593-2911)
    京王線高幡不動駅から徒歩5分

    皆さまのご来場を心よりお待ちしております。
      


  • 2018年10月17日 Posted by i at 20:02voice稽古告知

    語り劇@RISURUホール


    立川市の企画に、おなじみのメンバーで客演して来ました。

    舞台監督を務めるはずだった市原の代わりにピンチヒッターで丸っと舞監を引き受けて下さった斎藤さん。
    実行委員長の「来て!」の声ですぐに参加を決めてくれたジェイ。
    受付に張り付いてくれた當瀬。
    と、皆さまに助けられてばかりの公演でしたが、とても心強い公演でございました。
    立川演劇祭は、PASSKEY時代~onepuck立ち上げにあたっても大変お世話になり、現在の自分にとって、言葉では言い表せないほど大切な人々と出会い、創造を深めて行った場所であります。
    主宰が実行委員会に関わっている為この企画への参加を決めましたが、おかげで懐かしい皆さんとの共演も叶いました。
    また、演出の森喜行さんからのご指導は今までにない学びとなり、全4話の中でも主役をやらせていただいた「星のサーカス」は思い入れの深い作品になりました。考えてみたら、私、別役さんの作品って初めてでしたよ。

    ↑演出の森さんです。さけるグミのおじさんをやられております(笑)

    照明はひなた村劇団さんの石川さんでした。

    ↑星のサーカス:別役実

    ↑蜘蛛の糸:芥川龍之介

    ↑麦藁帽子:山本周五郎

    ↑姥捨異聞:森喜行

    ↑姥捨異聞の語り、夢さしのさんの天野あぐりさん。本当に上手で聞き入ってしまいました。

    ↑姥捨異聞、おばあ役のかずさん。楽屋でのら犬と飼い犬の目線の違いを教えてくれました。これは飼い犬(笑)

    のら犬。私は孫の役でしたが、忠太とおちよという名前をいただき可愛がっていただきました。共演できた事、本当に光栄です。

    打ち上げの様子。天野さん&しーちゃんと。

    夢さしのさんの小林さんと音響の太田さん。

    実行委員長の木村さんと司会進行をむちゃぶりされたジェイ(笑)

    演劇祭おなじみメンバーとみみずぐの方々。同窓会みたい。

    観に来てくれた文ちゃん&さっちゃん。そして撮影のアケシさんと齋藤さんのお席に、普通にかずさんがいた(笑)

    そして、演出の森さん。暖かで面白いお方です。良い時間をありがとうございました。

    一年ぶりのRISURUホールには歴代のポスターが飾られており、しんみり致しました。

    これで今年の客演は終了です。
    11月の「ジプシー」に、力を。です。

    あ!もういっちょ!お昼に食べたOLD NEW DINERのハンバーガーの写真。美味しかったよ~。次にRISURUホールでやる時は、他の人達が行っていた、しのやさんにも行きたいなぁ♪















      


  • 2018年08月30日 Posted by i at 16:45voice稽古

    ロンドンの志田さん

    月末の顔合わせに向けて、色々な事を書いたり考えたりしなきゃいけないのに、今、blogに逃避しています。
    當瀬が待っているのに…夕方くらいから待っているのに。
    當瀬よ、もう少し待っておくれ。
    なんだか文章がとっちらかって収集つかなくなったのだよ。
    最近「端的に」を勝手に目指している私には燃やしたくなる演出メモなのだよ。

    で、テレビに志田さんが出ていましたので、その写真を載せようかと(働け。演出メモ書け)


    最近のonepuckではミミズクや腹話術師の役を演られていた志田淳さんがロンドンマラソンの伴走者としてテレビに出演されていました。
    我々は「カワサキさん家」の小屋入り直前ぐらいだったかしら。みんなでキャッキャと応援した訳ですが。

    優勝された道下美里さんの横で、志田さんは素敵な事を話しているのに、リポーターのべっぴんさんに照れてるのが丸分かりで…とても微笑ましかったです(笑)

    道下さん、おめでとうございます。志田さん、お疲れ様でした。
      


  • 2018年05月04日 Posted by i at 22:18稽古

    當瀬の偉業

    団員の當瀬いつみがonepuckのホームページをささっと更新してくれました。
    上手い人は色々が早いのだな。
    料理とかもそうですもんな。
    話とか。
    ありがとう、當瀬!
    てゆうか當瀬。
    あんた、かわいいわ賢いわ色々上手いわって、これから大変だぞ。
    せめて食いまくってデブになるとか。
    飲みまくって肌荒れするとか。
    何かダメなところを作らないと、世の中の荒んだ女子がすんげ~攻撃をしてくるぞ。
    まあ、當瀬はたぶん負けないのだと思うけど。
    得意の下ネタでドン引きさせて「ごきげんよう」とかをささっと言って華麗にかわすのだろうけど。
    充分に気をつけなはれよ!

    という訳で、今月末の客演情報はホームページのトピックスに載っています。
    どれもこれも良い芝居です。
    ☆onepuckホームページ↓
    http://1puck.com/index.html
    ☆Facebookページ↓
    https://www.facebook.com/onepucktheatricalcompany/

    ひなた村劇団の「始皇帝」では挿入歌を担当しました。歌詞がとても良く、演奏も素晴らしく、普段、半狂乱で作曲している自分にとっては、とても贅沢な参加の仕方をさせてもらった気持ちです。また、高垣葵先生の作品に関われたことも喜びでございました。

    イスモナティの「カワサキさん家のかたち」では、エプロン姿で奮闘します。そういえば、何年か前の同じく伊藤氏が作演した「茨の森の眠り姫」でもエプロンつけたなぁ。あの時は泥酔の役だったけど…(笑)伊藤氏は、私が自分には絶対に振らない様な素敵な台詞を預けて下さるので、その信頼を裏切らぬ様に本番を迎えたいと思います。
    頑張るぞ~!

    これね、伊藤氏が毎回稽古に背負ってくるのです。これに装置が入るのですよ。自作だそう。

    稽古場が西荻なのですが。
    稽古後の赤提灯の誘惑たるや。
    レバニラときりたんぽが美味しいお店を見つけました♪

    CoRich予約URL↓
    http://ticket.corich.jp/apply/87828/006/  


  • 2018年04月04日 Posted by i at 17:33稽古告知

    いろんなことをやっていていろんなことを思ってます。

    先月末は小学校の体育館でBUNNAを上演してきました。
    800人近くの観客の前でBUNNAをやる日が来るなんて。ここは息子がおり、そして、ブンナ出演の歴代の子役が卒業した学校でもあります。
    終演した今は、言葉では言い表せない、厚みのある勉強をした気持ちです。
    公開授業の為、1時間45分の芝居を1時間に短縮。
    稽古始めから本番まで頭をこねくり回しながら一緒に作ってくれた出演者と、舞台監督の次田ご夫妻をはじめとするSTAFFの方々、また学校関係者の方々と児童の皆様に心より感謝致します。
    思えば、onepuckは旗揚げから今日まで、ずっとBUNNAが近くにありました。が、これでしばらくはブンナ達とお別れする事になりそです。
    やっている時は必死で苦しいものも、なくなると思うと寂しいものなんですね…

    これからは、本公演の始動まで、皆がそれぞれ客演の旅に出ます。
    4月末には伊藤俊介氏が作演を務めるイスモナティさんの公演「カワサキさん家のかたち」に、onepuckから、堰口無音、市原稔、滝田千聰、アタクシが客演。とてもとても良いお話です。
    また、滝田千聡演出、ひなた村劇団さんの「始皇帝」の劇中歌も担当させていただきました。事前に台本をいただいていたのですが、世の中には知らない事が沢山あるなぁ…と。その発見の部分をうまく誘導できる様に歌えたらいいなぁ…と思いながらの録音でございました。こちらの方も是非。

    こんな風に過ごす毎日が、何年も当たり前になっていましたが、人生は忘れた頃に思いもよらない事が起こる様です。
    実はこうして文字を打つのも大変長い時間がかかります。体調が優れません。
    それでも、不運を嘆かず。諦めず。ささやかな喜びに力をもらって進んで行きたいなぁと思っています。

    気付いたら炬燵の中に潜んでいる姫が可愛かったり。

    息子が作るホワイトデーが素敵だったり。

    父が住む和歌山県では先頃の梅が満開で、山に雪が積もった様だと。
    それやこれやに温かさを感じる自分を、まだまだ信じております。



    忘れない3月を経て、生きる4月へ。
      


  • 2018年03月14日 Posted by i at 22:09稽古