たまりば

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稽古と演劇祭


ひなた村劇団さんの客演が決まり、稽古に参加する中、滝田千聰氏の動向が、よく分かるこの頃。彼女は演劇祭の実行委員長としても、こんな企画を立ち上げました。
明日、私は総合演出として関わります。
今朝は宝塚OGのカジキタさんからの振付が送られて来て、テンションが…ウキウキ♪
殺陣は我らが組長、西田の兄貴。
音響、やぐっちゃん。
今日までの、ちさ姉の気の遠くなる様な準備を形に出来る様、楽しんで頑張って来ます。
入場無料なので、良かったら観に来てください!
  


  • 2019年08月11日 Posted by i at 10:21

    誕生日までと、これからのこと(写真が多い。どれだけブログを放置していたのか)


    実は明日、本番です。
    あ、もう今日だ(笑)
    親子愛を描いた三本立て。
    私は「ちっちゃなかみさん」と「糸車」に出演するのですが、実は密かに一発目の「夕靄の中」が、とても好きだったりします。凄いなぁ…山本周五郎…。いつかの稽古で、演出の森先生が「山本周五郎は職人だ」と仰っていました。本当にそう思います。
    そういえば、本番前に何かこうリセットがしたくて、家の大掃除をしていた所、昨年、同じく森演出「星のサーカス」の稽古期間中、別役実さんと著作権の関係でやりとりをした時の葉書がこのタイミングで出てきました。そこに何ともゆるやかな「ヨロシク!」の文字を発見し…ほっこりした次第です。別役さんなんて、生きてるうちに直にお話する事は無いと思っていましたから、こちとらはそりゃあ硬い文章をお送りしたのだと思うのですが(笑)本物の偉人は、決して偉ぶらずに小さき者と手を繋いてくれるんだなぁ…明日は別役さんと友人にでもなった気で、その葉書をお守りに持って頑張って来ようかと思います。

    さて。
    そして私は10日が誕生日でしたの。
    なかなかな熟女です、もう。
    なかなかな熟女です、そら。
    分かってます。
    分かってるから二回書きました。
    ここから下の文章は、なんだかかんだか、ブログを放置していたアレとかもあるんですが、なんとなく今日にあたって、みたいな感情が無きにしも非ずで長いです。

    「どれが欲しいの?買ってあげるよ」
    Louis Vuitton の店内でふいに息子が言うので笑ってしまった。
    私は、自らブランド物を買わないのだが、今年の誕生日は、ビップな方から、それはそれは高価な鞄を頂いてたので、これを機にボロボロになった財布を同じブランドで揃えようかと考え来店したのだ。が、やはりその数々の突拍子もない値段におののいている時に、放たれた御言葉。

    「どれが欲しいの?買ってあげるよ」

    いきって家出をしたとして、ほんの数日生きていけるかもしれない程度の貯金額で、どや顔で「買ってあげるよ」を言える息子が面白くて好きだ。生まれて11年目を迎えた彼は、赤ん坊のころから大きな声で泣く事がなく、わざと親を困らせる事が殆どなかった。田舎育ちの牧歌的な旦那に顔も性格もよく似ており、世間に過度な期待をせず、今日という日をただただ健やかに過ごす事を生きがいとしている。それでも、彼自身の社会の中、信じ、疑い、悔しい思いを少なからず味わっている事を私は知っている訳で……初めて打ち明けるが、私は、こんな風にそんなこんなをとっぱらって、ふいに人を豊かにさせるアホなキャラクターが、唯一息子と私が似ている所なのではないか、なんてたまに思ったりするのだ。と、同時に、そんな生き方をしていると苦労するぞ…なんて将来を案じたりも、する。

    劇団の方は、看板の市原稔が晴れて結婚し、この一年はそれぞれ客演等の活動はするものの、onepuck自体の公演は一年間休止する運びとなった。人を立て、人に学び、決して人を裏切らない姿勢で組織を支え続けた市原の、実直な正しさに惹かれて集まっている人間達がいる。その人間性を内包した演技で観客は彼を覚え、彼に会いに来た。彼が休みの間はonepuckは面白くないのです。だから皆さんは、市原にたくさんの「おめでとう」を送ってやってください。謙虚なんだか根暗なんだか、よう分かりませんが、恐らく彼からは絶対に結婚をアピールしませんので。そうでないと、身近な私達が楽屋で奥様の自慢を延々と聞く羽目になりますので。いっちょ、ホントに、宜しくお願いします。

    これは志田さん。なんか本当は凄いんです、この人。ええ。あの志田さんです。

    それぞれがそれぞれの道で活動をし、私も間もなく学校公演と来年の構想を練る時期がやってくる。
    なんだんだ「ジプシー」から七ヵ月だ。旗揚げからずっと、書いては稽古の日々を繰り返していたのだから、それに比べたらとてものんびり過ごした。だって、先程の市原話を書くまで私はonepuckのスペルを忘れていたし(笑)
    これまでには考えられない様な自由時間を手にした私は、毎日ご飯を作るのが楽しく、子供達へのハグがしつこく、掃除に精を出し過ぎてうるさく、バイトの後の酒が美味しかった。
    「芝居をもっとやらないんですか?」と言われ「今はやらなくていいんです」と答え「求めなくなりましたね」と言われ「疲れたから」等とうそぶくのを止めにして、これからは正直に「自分勝手な義務を捨てたんです」と言おうと思う。恥ずかしくても言おうと思う。出来なくなる時はいつか来る。やりたくなるきっかけはそこらにある。現実を知り、実体を知り、心が求めるちゃかちゃかしたものを整理して整理して次を考えたい。
    明日の本番を完了したら、そんな物語を選びます。
    次もブログはいつ書くか分かりません。
    が、次こそ長くならぬ様…気をつけます。
    —―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 
    以下、写真。どんだけ溜まってんねん!GWとか、誕生日とか。
    インスタやTwitterをすすめられましたが、それはそれで縛られそうですし無理だぁ…あ、でもブログとfacebookは連携させようかなぁ…そうしよう。きっとしよう。當瀬にやり方を聞かねば。

    息子氏念願のマッスルモンスター。体重を増やして次はバンジージャンプをしたいらしい。絶対に付き合えない。

    息子と考案したハンバーグ。

    思いがけず美味しかったサンドウィッチ。

    潮干狩り。

    アサリ達。砂抜きで絶叫。

    海老蔵さんもおらっしゃった。

    誕生日にプレゼントしていただいた「アラジン」ジーニーが素晴らし過ぎて、観劇後やや飲み過ぎる。

    四季劇場の隣で、ようやく食べられたディンタイホンの小籠包。その後誕生日を理由に二回行きました。

    バイト先のお隣にあるカフェ・クリスピーさんに、茶わん蒸しをお裾分けしたら、美味しいものが返って来ました。

    レトロカフェの太地さんからもらった大きなハイボール。

    7日は、文字通りななやで誕生日が一日違いのあいちゃんと一緒にお祝いしていただきました。ななさん、ありがとう!

    晴さんが描いてくれてます。晴さんって、今、私が知ってる人の中で一番優しい人かも。

    逆光の中のプレゼント。全部大切にします。ももちゃんが作ってくれたバッグは楽屋のお供。

    黒ちゃんからは、今年も北海道の美味しい出汁が届きました。

    サムより。食べる!

    子供らバクバク食べる!!

    あ、このスコッチ美味しかったです。

    バイト先でお土産。お酒が弱くなったので、もらえるとラッキー♪

    南高梅の昆布巻きは、大切な方へのお返しに。これ凄く美味しいです。  


  • 2019年06月28日 Posted by i at 00:49日常voice稽古告知

    佳美姉さん

    髑髏城の七人で天魔王役を演じた茂市さん、ジプシーのカンさん役を演じた關文比古氏、おなじみイスモナティの伊藤俊介氏、今や劇団員となったが、客演時から惚れてしまった市原稔、滝田千聰、當瀬いつみ、その歌声があれば作る事を止めないでいられる様な気がしている鳥山鳥子。温かさに頼ってしまう志田淳。

    長い芝居人生で「この人といたい!」と思わせる出会いが時々ある。

    古原佳美も、その一人だ。


    ↑(BUNNA 蛇尾役の佳美さん)

    舞台に立つ様になり、何とまあ32年目の年を迎えた。
    この世界に憧れ、この世界が好きで。
    でもそれだけでは何も駄目で。
    学の無い私にとって、芝居を作る事は勉学である。
    あらゆるイロハと共にあらゆる世界を知ろうとしていたら、こんなにも時が経ってしまった。
    追い求めているから、終わらず。
    だけど年齢と共に燃え方も変わり。
    いつまでもいつまでも完全じゃない、そんな自分の世界を肯定してくれたのが佳美姉さんだ。
    一緒に頭をこねくり回し、私には皆無の美しさを広げてくれたのが彼女。
    だから、姉さんは私の恩人。

    ↑(髑髏城の七人 極楽太夫役の佳美さん)

    彼女は最早、PASSKEY時代からonepuckにかけて一つの象徴的なブランドだった。
    ダンスシーンでは彼女に長い脚をセンターで高々と上げてもらう演出を必ず付けた。
    私も、彼女の様に動きたくてがむしゃらに鍛えたが、どうにもこうにも出来た事が一つも無い。

    (傍らの世界に 冬子役の佳美さん)

    大きなキャリーケースを持ち、一番乗りで稽古場に来る佳美さん。
    年下の私を8年間「演出」と呼び、対話し続けた佳美さん。
    稽古後、酒場へ行く連中を横目に「私は一生分の酒を飲んだから、もういいの」と言って颯爽と帰宅する佳美さん。

    (↑茨の森の眠り姫 かぐや姫役の佳美さん)

    一切の戯言を慎み、一切の妥協をせず、一回の稽古に注力する。
    彼女の存在が稽古場を作った。
    彼女が叱る言葉に重みがあった。
    老若男女、誰もが頷く正しさがあった。
    そんな、彼女の笑顔と笑い声が可愛かった。

    (Deep Forest ティターニア役の佳美さん)

    彼女の様になりたくて、私も一生分の酒を飲んでしまいたくなった。
    彼女の様に、独りで闘う強さを知りたかった。
    でも彼女は多分こう言うと思う。
    「あなたは独りじゃない。大勢の中で一人なだけ」と。

    ありがとう、佳美さん。
    古原佳美というアーティストが、私の前に現われてくれた事が喜びです。
    古原佳美が、私の舞台に立っている事が誇りでした。
    今、改めて何故芝居をしているのかを問われても変わらず答える理由があります。

    ~自分が惚れている人を観せる装置でいたい~

    あなたはそこに無くてはならない人でした。

    また、いつか並んで歩ける様に、姉さんとの日々を忘れずに過ごします。
    こんな事をこんな風に人に書かせてしまうあなたを今日も愛し、尊敬しています。


    初演、再演と共にした「りんごの木」

    学校公演、旗の舞。

    個人的に「セチュアンの善人」の娼婦&家主のミイチュウの兼ね役と「サーカス物語」のカロファイン役は、彼女の代表作だと思っている。

    カロファイン役の佳美さん。

    いただいた時計は息子の机に。



    あ。
    なんか茂市さんとの写真も出てきたから載せておこう。
    2014年の楽屋。


    元気かなぁ…。
    求めているよ。茂市も(笑)  


  • 2019年04月08日 Posted by i at 17:21日常voice

    始業式と誕生日

    「始業式の前日はカレーにせよ」と息子に命じられ、ひたすら煮込みました。旦那の誕生日も重なったので、ケーキも焼いたのだけど、ナッペの腕が鈍っていて不完全な形に…はるさんのご実家から分けていただいたパクチーはおひたしにしました✨美味い!

      


  • 2019年04月08日 Posted by i at 11:28日常

    施し

    4月からonepuckは一年間充電期間に入る訳で。
    次の祭りに向けて準備しつつ、例年より自由な時間を謳歌しています。
    あ、でも六月に客演する森先生の朗読の稽古には行っています。
    とても楽しい。
    森先生は一昨日ダウンタウンの番組に出てましたね。
    とても笑った。

    onepuckの荷物が引っ越しました。恩人である社長さんの素晴らしき倉庫へ。

    息子の髪が伸びたので、適当に切ったら怒られ、泣かれました。申し訳ないので、息子が観たがっていた「検察側の罪人」のDVDを一緒に観ていたら、しきりに「トヨさんっていい役者だよねぇ」と松重豊さんの事を誉める訳です。確かに。キムタクもニノも凄いけど、ユタカさんが素敵な映画だったね。

    息子作のホワイトデーが去年より豪華。

    これは去年のスプーンチョコ。

    図工の作品も玄関に放置されていた。タイトルは「花あたま」

    バレンタインデーなんて忘れてて、誰にも何もあげなかったのに、志田さんが何故かホワイトデーにくれたオリーブが衝撃の美味しさだった。

    やはり、ホワイトデーにいただいたスタバのチケットは、眠い車内で神の助けとなりました✨

    下北でずっと行きたかった般゜若(パンニャ)のカレーもご馳走になった!

    店に劇団員が集まってくれた日、ビールの施しで次田さんが潰れる。

    サンガムでテイクアウトのカレーを待っていたら、ルパークさんが色々と施しを…。茶色いハイボールは未知の味でした。

    ルパークさん。

    ここのところの私は何やらいただいてばかりです。過去も未来も現在も、どんな瞬間も恩を忘れず、きちんと返す気持ちで過ごして生きたい…なんて事を本気で思う、春なのです。  


  • 2019年04月02日 Posted by i at 14:24日常

    花粉のバカ!

    https://m.youtube.com/watch?feature=share&v=SxwudSpWDZ0
    音楽の時間にこの歌を習ったら、サヨナラは~の所で麦(飼い犬)が死んじゃう日の事を想像してたくさん泣いちゃって、ちょっと自分でも引くぐらい泣きすぎちゃって、友達からも大丈夫?って聞かれたわ」と息子が報告してきた。我が子がそんな心を持っていてくれたのかと、私も聴きながらホロリとしていたら「ねぇ、そーゆーのいいから焼き肉キングにはいつ行くのかをさっさと決めて」と別の要求が。

    高校合格と、空手の大会で組手三位になったお祝いで行って来ました。食べ放題でやり過ぎた愛しいチャラ男とチャラ美。私は花粉症で味があまり分からず。


    二月末には、学校公演が終わりました。
    今年も呼んでいただき幸せでした。

    子供達が覚えてくれているのも嬉しいし、関係者の方々のサポートにも、出演者の方々のガッツにも感謝です。

    制限のある体育館でも、次ちゃんの照明は凄い。

    前日の空き時間。初演からいる佳美さんが、ここにいるだけで感動している私。

    カラスの衣裳も佳美さんの手作りです。

    朝比奈は伊佐山氏と演奏ブースに。

    皆さんお疲れ様でした。

    ありがとうございました。

    打上げも楽しかったです。

    昼から飲むと、効くねぇ。
    花粉のせいもあると思うけど。
    春先の朝公演って、、凄いことなのだなぁ。  


  • 2019年03月08日 Posted by i at 14:18日常voice

    押忍

    https://youtu.be/hO9gx3Vj84Q

    竹原ピストルさんのファイト!!!にありがとうが止まらない。
    同じ時代に生まれ、彼の歌声を聴けた事が嬉しいです。

    「闘う君の歌を、闘わない奴らが笑うだろう」
    「私の敵は私でした」
    「冷たい水の中を震えながら上って行け」

    守ってくれる人がいて、毎日が面白くて、闘っている事がバカらしくなって、脳ミソがスポンジみたいで、ハッとする。
    やはり私も守る人を決めているから、そういう自分との約束を忘れずにいたい。
    それが自信になり、強さになる。
    疑わない事実がある事、それは、その人の価値なのだ。

    こんな感じ、もう、いい大人だけど、忘れずにいたいと思うのです。
    やらかした二日酔いの朝とかに、、、ンボッと考えたりするのです。



    初苺でした。  


  • 2019年01月31日 Posted by i at 14:07voice

    早寝早起き


    昨年の学校公演の児童達からのアンケートを読みました。長めの感想が多く、途中泣いたりして完読に時間がかかりましたが、中学年のクラスに白紙のアンケートが一枚あり、気になった所、裏面に「僕は生きてるんだと思いました」という小さな文字を発見。ようやく書かれたであろうその言葉を書いた彼は、次はどんな感想をくれるだろう。来月も同じ小学校に行きます。演目は違うけれど、頑張ろうと思います。

    ☆最近見ている動画たち。
    自分の中で何かこう熱いものに憧れております。
    「我武者羅応援團」
    https://youtu.be/gCRSheu51s8

    「America’s Got Talent」
    https://youtu.be/AGVtCzr_i5U

    「バニーの子」
    https://youtu.be/rk_qLtk0m2c

    あ、タイトルは、ここ最近の決意です(笑)
      


  • 2019年01月18日 Posted by i at 11:37日常voice稽古

    new year

    新年でございます。
    年末の我が家はインフルエンザ祭りで大変でしたが、明けない年は無い!の気持ちで、デローンと過ごし、クリスマスは高熱の息子の言うことをまんまと聞くはめになりました…高かったこれ↓

    年末最後のお酒はRoJi!楽しかったです。

    張り切ってるチャップを久しぶりに見た(笑)

    立川の美味しいお店で、onepuckも何年か前に打ち上げで使わせていただいたお店なのですが…

    美味しかった!イェイ♪

    いちいち美しい姉。と、シェフ。

    高熱で動けない私の代わりに旦那に給料を取りに出かけてもらったら、、、社長から粋な差し入れが!

    正月は西田家でした。顔出しNGの人、一応隠したけどバレるかも(笑)onepuckメンバーも何人かゆるりと集まりました。

    拝島大師で毎年、強面の爺様が売ってる七味。

    カオスな我が家で一番元気だった人。

    私は年末のSASUKEでサスケくんに痛く感動したのですが、息子の心の師はブルース・リーからドニー・イェンへと移行した様で、今年は無駄に「アチョー!」を言わないとかなんとかを申しております。が、お互いのその発言が既に煩く、なんだか賑やかな一年になりそうです。
    そんなもんで。さして変わらぬ毎日に感謝し、今年も元気に過ごしたいと願っております。

    さあ、今日は学校公演の稽古です。新年一発目!気合い入れて行ってきま~す!

    押忍。  


  • 2019年01月05日 Posted by i at 11:15日常voice

    ジプシー終演

    恐らく打てば打ったで必ず黒字が出ていたPASSKEY時代を除けば、onepuckの集客が歴代で一番多い舞台でした。
    鳥山氏の集客力には、皆が感謝せねばならないし、私も本気で売りました。
    だからこそ、我々に惚れてくれている観客の皆様に背かない姿勢を今後も追及して行かねばならないと改めて考えていますし、こんな事を言える様になるまで本当に色々な事があり、芝居に興味が無い人にも、我々に興味が無い人にも、もっと言えば何らかの偏見を持っている人にも、一先ずこちらを向いてもらう為に何が出来るか、を常に考えて生きてきた故、今日のブログは物凄く感情が溢れる気がしており。なので、もう、このブログの文章は恐らくラストまで滅茶苦茶になります。失敗になります。長い文章嫌いなのに、えらい長くなります。つまりは、お前何浮かれてんだ的うっとうしい感覚を与えるやも解りませぬが、真意ではありません。そうじゃないんです。

    満席の拍手は響きます。
    シガラミとか、悩みとか、それこそ日常の重い部分を一旦宇宙の方へ「ドンッ」と捨ててくれる温かさがあります。そんで、人を化け物にさせる強さがあります。
    私たち役者にとっては、そんなお客様こそがジプシーの様なユートピアなのかと。
    初舞台から30年が過ぎ、演出を始めてからは10年が過ぎました。私がいつまでも、この芝居の世界に憧れている様に、ジプシーも又、いつぞやか自分の手で描いてみたい作品だったので、その機会が訪れた今日と、関わってくれた関係者、そして、ご来場いただいた皆様に心から感謝しています。

    開演前の円陣。

    ぎりぎりまで我儘を言った装置。次田氏の照明がたくさんのミラクルを起こしてくれました。

    オープニングの一礼の振りで拍手が起きた時に鳥肌が立ちました。翔大の振付のマジック。私、多分あれ一生忘れません。文句がある方、目の前まで来て目ぇ合わせて饒舌に喋り倒して論破してごらんなさいってぐらい(←長い)オープニングは脚色の際に入れるか入れないか本当に迷ったんです。迷ったんですが結果良かった。ああ…この話も又、ごっつ長くなるんで端折りますけど。

    稽古場のアイドル。初舞台のモモちゃん。あなたの健気は大人の方が見習わなきゃいけないね。心の強い娘さんでした。

    絶対に噛まない主役のお二人。どんだけの台詞量だったのだろう…アスリートでした、最早。

    アスリート。

    ジプシー登場。朝比奈のおでこはこの貝の痕が…

    拘りの衣裳に佳美さん手作りのマントが映える。

    怪演、トクさん。またご一緒したい。謙虚で熱心である事の尊さを背中で教えてくださいました。

    三種類の太鼓を叩いたウシオ役、伊佐山氏。民族衣装が誰よりも似合っていた。

    ジプシーを読んだ時に思い描いた絵がこれでした。麻子さんが占いしてて、當瀬が寝てて、みたいな。當瀬とももちゃんは稽古場でも本当の兄妹みたいでした。二人ともありがとう。

    初登場、タケマツ役のタカギケイタさんは、人としても俳優としても素敵な方でした。

    夫婦役をやれた事が幸せ。

    卓袱台はともちゃんの力作です。人が乗っても全然平気。で、軽い。

    愛しき工事人たちはおなじみのメンバーでした。みんな作業着似合い過ぎ(笑)

    似合い過ぎ。

    スコップやツルハシを一人で作ってくれた無音さん。全く危なくなく軽い得物がたくさんありました。あれ、最終的に何本あったのだろう…

    飛ぶカンさん。男性からも女性からも大人気。

    稽古中は「カンさん、アユ、メイ」と呼んでいた長丁場の場面。

    共演は多いのに、お互いにこの手の相手役は初めてで照れてしまった場面。ジェイとちさ姉が付けてくれました。
    実はカンさんは、もう一人の主役で、登場からラストまで出ずっぱり。キャストの殆どと会話しているのがこの人なのです。

    タマキ役のさっちゃんが素敵。ハツラツキャラに嫌味が無くて。人柄なんだろうなぁ。

    あ、カオルです。

    志田さんです。

    オープニングもエンディングも出ないくせに5分間で笑いを全部持って行ったズルい人です。終演後、志田さんとは「人の笑い声っていいね。人の笑いっていい」と話しました。私の知人は「本気で狂えば彼はシェイクスピアも怖くないだろう」と絶賛していました。

    楽屋で佳美さんに胸を作ってもらっていたのがシュールでおかしかった。

    怪演②現場監督の市原。

    舞台監督助手として、おそらく小屋入り後は誰よりも本物の現場監督だったかと。

    「青空の子守唄」タネ役、鳥山鳥子。

    トクとタネと人々。

    鳥山氏の歌に「待ってました」が聞こえそうでした。

    もっと、曲を作ろう。彼女が歌う限り。

    あ、これは好きな1枚。

    これも(笑)

    旅立ち。こけそうになりましたがごまかしました。

    ラスト。

    カーテンコール。

    踊るのです。ここの振付は佳美さん。オーバーオールの當瀬が横眼で見えて毎回泣きそうに…。

    ジャンプ!!


    ~パンフレットより抜粋~

    豊かな人は物に興味を持たない。だけれど主役の夫婦の様に、忘れかけていた自分の地力と再会し、是認した上で明日を考える。そんな作業を繰り返して生きたいと今は強く思う。
    この作品に触れていただいた全ての皆様に感謝します。芝居を観ていただける事は私達の幸せでございます。ありがとうございます。
    朝比奈生美

    という訳で、ジプシーが終わりました。
    そして、只今2月の学校公演の脚色がまだ出来ておりません。明日、顔合わせなのに、です。
    今夜は、アサに似た東氏から差し入れでいただいた強めの酒を飲んで寝る事を決めているのですが。
    早朝には仕上げにかからねば。ひえぇぇ…。

    お酒と、お花と、アケシさん作のパンフ。

    長くなりました。おやすみなさい。


    ななやの姉と。

    CDをくれたジェンマさんと。

    ライトアップされて綺麗だった高幡不動。



































      


  • 2018年12月07日 Posted by i at 03:33日常voice稽古告知