たまりば

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start.

自分には資格が無いだの、だから彼氏と別れるだのという話を聞いてはいない。
そもそも資格が取れそうな所に収まるのではなく、資格に相応しい所に気持ちを持って行くんだろがよ。
・・・と、年内、計三本の芝居を抱えております朝比奈。
暇さえありゃ、上記の様な事を呟いているか、取り込んだ洗濯物にひっついて来た虫を全力で追いかけたりしているか、酒を飲んでいます。
あ、部屋のどこかで、一万円札が無くなりました。おそらく息子の仕業です。
つまりは、起床し、洗濯をし、飯を作り、稽古を考え、酒を飲み、一万円札を探しながら私は生きている訳ですが、今朝は代引きの荷物が届き、手元に金が無かった為、とうとう息子に「やい。一万円札をよこせ」と唸ってみました。
すると「ちやう(違う)!いちやんえんは(一万円は)ねんねしてぃるの!しぇんえん(千円)ならあげゆ(あげる)」と、いつの間に祖母に買ってもらっていたのであろう、奴の財布から千円札が差し出されました。
だから、とにかく、私としては一万円が気になる今日なのです。
せっかく5月5日は原発停止でしたのに、諭吉一人が気になる私は小者。
然し小者は思います。
再稼働に関する「地元住民の理解」ってあんた。
被害の拡散度を考えたら、日本全国、近隣諸国、下手をすると北半球が原発との運命を背負わねばならんだろうに、今なお何を以て「地元」という概念に甘えているかと。
いい加減シンプルに安全と約束を守りなさいな。
一先ず停止が出来たのだから、対策もありましょう。
大切なのは、昨日より今日。
俳優だって、昨日より、いい台詞が言える今日なんです。
私も大層な資格なんぞありませんが、ある様なテイで生きていて良いと思っています。
英世より諭吉だという事を知っている息子に、いつか、この五月を本当の意味で記念と言う事が出来る様。
生きていた昨日より、生きて行く今日と明日へ。
じゃ、ないのかなぁ。
start.
父が育てている花。
start.
黒ちゃんの差し入れは、いつも美味しいものばかりです。



  • 2012年05月11日 Posted byIKUMI at 20:27 │Comments(0)日常

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