たまりば

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facebooスタッフ紹介(広P、次ちゃん)

facebooスタッフ紹介(広P、次ちゃん)
もう、皆さん。facebookのPASSKEYページを見たらいいと思う。
とくに登録はしていなくても見れるらしいです→ https://www.facebook.com/passkeytheatricalcompany?fref=ts
キャスト紹介第十二弾は舞台の裏で活躍する二名の職人を紹介します。
facebooスタッフ紹介(広P、次ちゃん)
●音響:広岡直樹
「空虚な感じを引き立てる効果音が欲しい」「今喋ってるこいつをもっと馬鹿に出来ないか?音で」「風じゃない!雨だ!」「いや、やっぱり風だ!突風だ!」「探せ!無かったら作れ!!」等、散々な演出の無茶振りに「うぃっす」と答え続けて早8年。元は俳優として舞台に立っていたが、ここ数年は音響専任のスタッフに回った広P。先日、外部の芝居を観に行った際、不満げな顔をして「いやぁ最悪でしたよ。可愛い子が一人も出ていませんでした。この空虚感は肉でも食わなきゃやってられません」と怒りながら、メンバーと焼肉へ行っていた。愛嬌が良く、人当たりが良いのでどこに行っても好かれる広Pだが、女の子の容姿には異常な迄の拘りがあるのだ。例えば「女子高生の太い足は許せる」だとか「不細工が歌うaikoは許せない」だとかの類をよく言う。というか、そんな話をして屈託なく笑っているのが心底好きなようだ。そんな広Pも、在る日の稽古で、役作りに行き詰った役者が涙した際「彼、彼女らの様な人達が次に笑う瞬間に立ち会えるのは…なんか嬉しいっすよね」と真面目に言った。芝居というジャンルで出会う人々との、その出会いの意味を達成するまで付き合い続けようとする精神が、もしかしたら彼自身も奮い立たせているのかもしれない。そんな広Pが流す音はとても誠実だ。
facebooスタッフ紹介(広P、次ちゃん)
●照明:次田満夫
二十歳の時、初めて照明オペレーターとして演劇に携わり、照明会社に六年間在席した後フリーとして年間の殆どを旅公演で周った。劇団PASSKEY主宰の朝比奈には子役時代の彼女に照明をあてている。「BUNNA〜魂の叫び〜」を行なったライブハウスでは、天井が低く狭い空間を見事劇場に仕立て、以来PASSKEY専任の照明家として公演を支える。小屋入り後はその経験から出される明瞭な進行で、影の舞台監督とも呼ばれる次ちゃん。クールな物腰で飄々と立ちふるまっている様に見えるが、実は情に脆い。稽古中に問題が起こると誰よりもその行く末を心配するのが次ちゃんで、解決した後に「これが演劇だよね」とか言って笑っているのが次ちゃんだ。正しさの中に光る人間味がドラマチックな照明を作り出し、その作業の早さは神業である。「PASSKEYは照明のクオリティーが一級品だ」とも言われるが、メンバーの誰もが、彼がいなければPASSKEYは存続しなかったと本当に思っている。彼がいるから次を想像し、次を生み出せる。今回「髑髏城の七人」も期待を裏切らない照明で登場人物達に命の灯りを吹きかけてくれるだろう。



  • 2014年06月12日 Posted byIKUMI at 17:21 │Comments(0)告知

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