たまりば

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facebookキャスト紹介(桜井さん)

facebookキャスト紹介(桜井さん)
キャスト紹介第十弾は、善十郎役の桜井健助さんです。

とにかく私服がとってもお洒落な桜井さん。
なんだか高そうなデニムに味わいのあるハンチングを被り、誰よりも早く稽古場に到着する。
後に紹介する黒平役の赤妻諒一も、同じく稽古場には一番乗りで到着するのだが、待ち時間に喫煙所で一服する二人の年齢差は明かせない…明かせないが相当だ。
然し、その年齢差を微塵も感じさせないのが桜井さん。
共演者に対する等身大の投げかけと、とことんまで繰り返される役との対話。
時に役者は、自覚的な技術をコントロールして演技したりするが、桜井さんは決してそこに甘んじない。彼は必ずゼロからスタートし、台本には時代背景や役のバッグボーンを事細かに書き込んで行く。その教科書のような、履歴書のような台本を、肌身離さずお守りの様に手にし、確実に人間味溢れるキャラクターを構築する工程は見事だ。台詞こそ少ない場面では土台がしっかりと作られているだけ利にかなったアドリブを飛ばすのが天才的に上手い。そんな風に止まらない役者で在ること″を追い求め続けているところが桜井さんの大きな魅力であり、尊敬する部分である。
だから私服がお洒落なのも納得だ。
だってそれはきっと、止まらない桜井さんの美学だから。
今回は、関東一の色里「無界の里」で働く善十郎役を演じる桜井さんだが、第二幕六景に、今回の見せ場の一つとなる善十郎の長台詞がある。
いつの時代にもあった<人間の人間に対する温かさ>
そんなテーマを背負った善十郎が語る言葉の一つ一つは、上品で的確で、そして豊かだ。

人々の
豊かな頃に
桜井さん 

…と、一句打って終わろうかと思ったが、誉めるだけで終わらないのが、この紹介文の定例にもなってきた。てゆうか前回の川本さんなんて何回「おっさん」と書かれたんだか!以下、暴露。
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桜井さんへ。
稽古後にコンビニでワンカップを片手にヘラヘラしているお姿を見ました。上手く隠れたつもりでしょうがバレてます。シュッと帰宅したかに見せかけてるのでしょうが結構みんなが目撃してますよ〜!
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  • 2014年06月12日 Posted byIKUMI at 17:11 │Comments(0)告知

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