たまりば

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fecebookキャスト紹介(朝比奈生美)

紹介されました。
が、ほめ過ぎ。照れてしまうよ…ありがとうございます。俄然やる気が。

fecebookキャスト紹介(朝比奈生美)
キャスト紹介第二十九弾は、無界屋蘭兵衛役の朝比奈生美さんです。
ついにやって来ました劇団PASSKEY座長、皆さんごぞんじ朝比奈生美!
脚本、演出、当然役者、さらには劇団の主催として裏方業務や外部との折衝まで。
そう、彼女は何でも楽々とこなしてしまうまさにスーパーウーマン。
では、ない。
役者である彼女が周囲に見せるその姿もまた彼女の演出のうちである。
あれもこれもと普通の人ができないような神業をやってのける朝比奈。才能の塊で、何の苦もなく飄々と遊ぶ天性のアーティストのように傍からは見える。
しかし彼女は決してすんなりとそれらを産みだしているわけではない。その裏には彼女の泥臭い、想像もつかないような努力がある。
実は今回朝比奈は殺陣初挑戦である。今でこそ考えられないが、稽古の初期にはへっぴり腰で棒きれを振り回すカッコ悪い朝比奈生美の姿がそこにあった。
fecebookキャスト紹介(朝比奈生美)

そんなの想像つかない?そう、そんな姿を微塵も想像させないことこそが彼女の力なのだ。
稽古を重ねる毎に朝比奈の殺陣は洗練されていき、今では堂に入ったものである。そしてその影には、プライドを捨て人に教えを請い、自宅に帰った後も黙々と木刀を振るう彼女の姿がある。
ただただ感嘆させられる朝比奈の表現は全て、天から与えられたものではなく、その細い腕でひとつひとつ積み上げてきたものなのだ。悩み、苦しみ、身を削り、魂を削り、それでもなお、努力する。
それが彼女の輝きなのだ。
fecebookキャスト紹介(朝比奈生美)

しまった。褒めすぎだ。バランスを取ろう。
ところがどっこいその実体はまごうことなき飲んだくれであり、稽古が終わり酒場に行って小一時間もすればもう本当にどうにも手の付けられない朝比奈ヘラ美に変身だ!
今回の座組に酒を飲むとダメになる人が多すぎるのは、この人が似た者を集めているんじゃないか、とすら思えるほど、酒飲みダメ人間の筆頭である。
「で、キスしたの?」「○○をせえっちゅうねん!」など、とても上品とは言えない会話に、飲む吐くキレる泣く絡む!およそ酔っぱらいが人にかける迷惑は全てコンプリートしていると言えよう。
嗚呼、でもそれでもやっぱり、多くの人に愛されているのだこの人は。
好かれている、とか、人気者、とかそんな表現では足りない。彼女は愛されている。
fecebookキャスト紹介(朝比奈生美)
それはいつも本気で怒り、本気で涙し、本気で笑う彼女が、会う人会う人みんなをいちいち真面目に本気で愛しているからなのかもしれない。
そんな朝比奈生美が今回演じるは、関東の色街「無界の里」を仕切る無界屋蘭兵衛。この人もまた愛の人だ。一見冷徹にも見えるその表情の内に秘めたる激情は、『髑髏城の七人』の登場人物の中でも特に深く、悲しい。
fecebookキャスト紹介(朝比奈生美)

共演者は口をそろえてこう言う。朝比奈生美は本番で化ける、と。
神懸かりか悪魔憑きか。稽古で見せる更に上の上、狂気じみた変貌を遂げる。演じるという形容が妥当なのか不安になるほど、舞台に立つその人は朝比奈生美ではなく夢界屋蘭兵衛として呼吸を始める。
共演者も観客もその熱に浮かされ、舞台は天正八年の関東荒野に変わるだろう。
この熱狂、一度味わったらやみつきですよ。
fecebookキャスト紹介(朝比奈生美)
fecebookキャスト紹介(朝比奈生美)



  • 2014年08月14日 Posted byIKUMI at 19:26 │Comments(0)告知

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